海洋汚染防止法 ‣ 有害液体物質Y類同程度（環境大臣指定） 定義海洋汚染防止法施行令別表第1に掲載されていない物質であって、国際海事機関海洋環境保護委員会の判定に基づき、環境大臣が海洋環境保全の見地から有害液体物質Y類（海洋資源または人の健康に危険をもたらし、海洋環境中への排出禁止）と同等と指定した物質

規制概要 ・何人も、海域において、船舶、海洋施設または航空機から有害液体物質を排出してはならない
・船舶所有者は、有害液体物質の船舶内における貯蔵または処理設備、排出による海洋汚染を防止するための設備を設置しなければならない
・船舶所有者は、船舶ごとに、乗組員の中から有害液体汚染防止管理者を選任しなければならない
・船舶所有者は、有害液体汚染防止規程を定め、船舶内に備え付けなければならない
・船舶船長及び海洋施設管理者は、有害液体物質記録簿を備え付け、最後に記録した日から三年間保存しなければならない
・船舶所有者、海洋施設等の管理者は、大量の有害液体物質が排出された場合、除去措置を講じなければならない。また措置に必要な資材、機械器具、要員の確保、有害液体汚染防止緊急措置手引書を作成し、備え付けなければならない