化審法 ‣ 第一種特定化学物質 定義難分解性かつ高蓄積性であり、人または高次捕食動物に対する長期毒性を有する化学物質

規制概要 製造の許可：経済産業大臣の許可なく、試験研究目的以外に製造してはならない
輸入の許可：経済産業大臣の許可なく、試験研究目的以外に輸入してはならない
製品の輸入の制限：化審法施行令第7条に定める製品で第一種特定化学物質が使用されているものを輸入してはならない
使用の制限：試験研究用途及び「PFOS又はその塩」について化審法施行令第8条で定める用途以外に使用してはならない
基準適合義務：許可製造業者は、国が定める基準に設備を適合しなければならず、取扱事業者は、技術上の基準に従って取り扱わなければならない
表示等：取扱事業者は、容器、包装または送り状に当該第一種特定化学物質による環境汚染防止措置等に関して表示すべき事項を表示しなくてはならない

農薬取締法 ‣ 水質汚濁性農薬 定義以下の要件をすべて備える農薬
・相当広範な地域でまとまって使用されている農薬、またはその状態に達する見込みが確実である
・まとまって使用された場合に、水産動植物に著しい被害を発生させるおそれがあるか、または公共用水域に水質汚濁を生じることで人畜に被害を生ずるおそれがある

規制概要 水質汚濁性農薬の使用の規制：都道府県知事は、水質汚濁性農薬の使用に伴うと認められる事態の発生を防止するため、必要な範囲内で、規則をもつて、地域を限り、当該農薬の使用についてあらかじめ都道府県知事の許可を受けるべき旨を定めることができる
製造者及び輸入者の農薬の表示：製造者または輸入者は、農薬を販売するときは、その容器（容器に入れないで販売する場合はその包装）に「水質汚濁性農薬」という文字を表示しなければならない
帳簿：製造者、輸入者及び販売者は、帳簿を備え付け、これに農薬の種類別に、製造者及び輸入者はその製造又は輸入数量及び譲渡先別譲渡数量を、販売者はその譲受数量及び譲渡数量を記載し、少なくとも三年間その帳簿を保存しなければならない